ESAT-J対策その3 平均点と得点分布

一言でまとめ:どのレベルの解答を作ることができれば80点以上を取れるのか考えるのが重要!

当たり前ですが実際の入試点に加算されるようになってきてどんどん平均点が上がっています。受験生がより準備をするようになったというのが原因と思います。ですが採点基準がざっくりしているブラックボックスなので、今後どうなるかは分かりませんがある程度は得点を取れるようにしていると思います。大学共通テストではスピーキングテストを採用しないことになりましたが、都立入試ではスピーキングテストを採用しました。いまだに反対意見も多い中で、ある程度の成果が出ている形にしないといけないので・・・。下記の得点率を見るとA-Cまでを70-80%ぐらい、D-Fを20-30%ぐらいのターゲットのような気がします。Aの割合も絞るよりは20%ぐらいを目安にしているような気がします。もちろん入試点に加算されるようになったので、生徒たちがより対策に励んだとは思いますが、1・2年で急激に学生たちの学力が伸びたりはしませんので採点者の側である程度のコントロール(なるべく得点を取れるように)はされているだろうとは思います。

大体上位20%ぐらいに入って80点以上を取れれば、入試点換算が満点の20点になります。ここがターゲットですね。

令和5年度入試(令和6年度都立入試に活用) 平均点65.2点

段階別評価スコア分布入試点換算
A100-8025.3%20点
B79-6529.2%16点
C64-5026.0%12点
D49-3511.9%8点
E34-16.5%4点
F01.1%0点

令和4年度入試(令和5年度都立入試に活用) 平均点60.5点

段階別評価スコア分布入試点換算
A100-8016.8%20点
B79-6525.6%16点
C64-5031.4%12点
D49-3516.9%8点
E34-18.3%4点
F00.9%0点

令和3年度入試(プレテスト 実際の入試には活用せず) 平均点53.7点

段階別評価スコア分布入試点換算
A100-8011.7%20点
B79-6520.3%16点
C64-5027.0%12点
D49-3523.9%8点
E34-115.3%4点
F01.9%0点

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