ESAT-J スピーキングテスト 東京都高校入試 

一言でまとめ:情報を集めてESAT-Jで80点以上を取って入試点20点を取る!

ESAT-Jの季節が近づいてきました。ESAT-Jにはいろいろと問題があり反対する人もいます。他方、一度始めたことなので東京都も意地で止めたりしないでしょう。政治的な問題にもなったりしていますが、あれこれ考えずとにかくESAT-Jで80点以上を取って自分の入試点を20点にしましょう。

基本的なおさらいですが、都立高校の入試は1020点満点です。その内訳はほとんどの都立高校で内申点300点 or 400点+テスト700点 or 600点+ESAT-J20点(100点満点のテストを20点満点に変換。詳細は下記の表でご覧ください。)の合計1020点にしています。(一部の高校で例外はあります。)

ESAT-Jに反対する人は英会話教室に行ける財力のある家庭だけ有利になり不公平、帰国生が超有利でズルい!なんで英語だけ配点を高くするんだ!(100点満点の筆記テスト+20点満点のESAT-Jを加算)一部の事業者に採点も丸投げして良いのか?試験の後半組が隣室で待機している時に前半組の声が聞こえたなどなど・・・←対策すれば80点以上は取りやすいから不公平でもなんでもないんですよね・・・

他方、ESAT-Jの対策として英会話の専門家の方々のさまざまなアドバイスもネット上に溢れております。←将来的には英会話ができると良いですけど、ESAT-Jは中学の英語レベルで80点以上を簡単に取れるんですよね・・・都立高校入試なので中学校レベルで点が取れる形式にしないといけないのです。

どれもごもっともな意見ではあるものの、ESAT-Jの対策の本質を語っていません!!

なぜなら、テストの分析をほとんどの人がしていないからです。各設問毎の正答率や得点率に基づいて対策している人がほとんどいないからです。

この辺境のブログに来てくださった皆さんに真のESAT-Jの対策をお伝えし、ぜひESAT-Jで80点以上を取って入試点20点を加算して頂きたいと思っています。そして皆さんの第一希望合格のお役に少しでもなれたら幸いです。今後このブログで対策の方法を伝えていきますが、まずはESAT-Jがどのような形式でテストが行われるかをお知らせします。

ESAT-J スピーキングテストについて

◎問題構成◎

  Part A~Part Dまでの4部構成

   テスト受験中は筆記用具を使用してメモを取ることはできません

   音声を聞いて答える形式に慣れるようにしましょう。(PartA以外)

・PartA:音読【2問】 40語程度の英文を声に出して読む問題(準備時間30秒/解答時間30秒)

・PartB:質問を聞いて応答する【4問】 図示された情報を読み取り、それに関する英語の質問を聞き取って応答したり、状況にあった質問や依頼をする問題。解答は文でも単語でも良い。(準備時間10秒/解答時間10秒)                     

・PartC:ストーリーを英語で話す【1問】 日常的な出来事についての4コマのイラストを見て、4コマ全てのイラストについてストーリーを英語で話す問題。(準備時間30秒/解答時間40秒)

・PartD:自分の意見を述べる【1問】 身近なテーマに関する英語の質問に対して、自分の意見とそう考える理由を述べる問題。意見と理由それぞれに得点が与えられるので両方に答える。(準備時間1分/解答時間40秒)

☆全体の得点割合☆ 令和5年入試 7万1205人受験

 評価ESAT-Jの得点 都立の入試点 受験生割合
   A   100-80    20点   25.3%
   B   79-65    16点   29.28%
   C   64-50 12点   26.0%
   D   49-35  8点   11.9%
   E   34-1  4点    6.5%
   F     0  0点    1.1%

                           

☆全体の得点割合☆ 令和4年入試 7万1197人受験

 評価ESAT-Jの得点 都立の入試点 受験生割合
   A   100-80    20点   16.8%
   B   79-65    16点   25.6%
   C   64-50 12点   31.4%
   D   49-35  8点   16.9%
   E   34-1  4点    8.1%
   F     0  0点    0.8%

目標:80点以上をESAT-Jで取って、入試点を20点にする! 情報を調べてきちんと対策をするとESAT-Jで80点を取るのは比較的簡単

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